「健康診断」。。。

会社は、雇入れた従業員の健康や安全衛生について配慮しなければなりません。

健康診断が義務付けられていることや、産業医の選任が義務付けられていることは意外と知られていないようです。

これらの義務付けは労働安全衛生法という法律に定められています。

この法律に定められているものを調べてみました。。。


【安全衛生教育について。。】
従業員を雇入れたとき、従業員の業務の種類(作業の内容)を変更したときには、
作業手順等について、教育をしなければなりません。

教育内容は次の通りです。

・機械、原材料等の危険性又は有害性及び取扱い方法について
・安全装置や保護具等の性能及び取扱い方法について
・作業手順について
・作業開始時の点検について
・業務に関して発生するおそれのある疾病の原因及び予防について
・整理、整頓及び清潔の保持について
・事故時等における応急措置及び退避について
・その他必要事項

【健康診断について。。。】
従業員を雇入れたら健康診断を実施することが義務付けられています。

また、従業員には1年に1回健康診断を受けさせなければなりません。

→診断項目は。。
項目
 (1)既往歴及び業務歴の調査
 (2)自覚症状及び他覚症状の有無の検査
 (3)身長、体重、腹囲(平成20年4月1日改正)、視力及び聴力の検査
 (4)胸部エックス線検査及び喀痰検査
 (5)血圧の測定
 (6)尿中の糖及び蛋白の有無の検査
 (7)貧血検査
 (8)肝機能検査
  (GOT,GPT,γ-GTP)
 (9)血中脂質検査
  (LDLコレステロール(平成20年4月1日改正)、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
 (10)血糖検査
 (11)心電図検査

医師が必要でないと認めるときに省略できる項目
 身長検査(20歳以上の者)
 腹囲検査(平成20年4月1日改正)
 ・40歳未満(35歳を除く)
 ・妊娠中の女性その他の者であってその腹囲が内臓脂肪の蓄積を反映していないと診断されたもの
 ・BMIが20未満である者
 ・BMIが22未満であって自ら腹囲を測定し、その値を申告した者
 聴力検査(45歳未満(35歳・40歳を除く)で他の方法でも可)
 喀痰検査(胸部エックス線検査により発病等の発見されない者)
 貧血検査(40歳未満の者(35歳を除く))
 肝機能検査(40歳未満の者(35歳を除く))
 血中脂質検査(40歳未満の者(35歳を除く))
 心電図検査(40歳未満の者(35歳を除く))
 血糖検査(40歳未満の者(35歳を除く))



健康診断は事業規模や業種を問わず実施しなければなりません。
会社は健康診断結果を5年間保存しなければなりません。

50人以上を雇用する会社は、
1年に1回の健康診断の結果を労働基準監督署に届出なければなりませんので注意が必要です。

50人以上を雇用する会社は、事業場ごとに専属の衛生管理者を選任しなければなりません。選任後は労働基準監督署に届出が必要です。


【衛生管理者の選任について。。。】
衛生管理者は会社内の衛生状態に有害の恐れがある場合、
直ちに有害発生の防止措置を講じなければなりません。

衛生管理者になれるのは次の者です。

・衛生管理者免許を受けた者
・医師
・歯科医師
・労働衛生コンサルタント

【産業医の選任について。。。】
50人以上を雇用する事業場ごとに産業医を選任しなければなりません。
選任後は労働基準監督署に届出が必要です。

産業医は、健康診断の実施や健康保持などの健康管理について、会社に指導し、助言します。


ネジのことなら。。。
職人さんのお助けサイト
画像