「経営シュミレーションゲーム」(マネジメントゲーム)。。。

先日の土日(土曜:AM9:00~PM7:00、日曜:AM9:00~PM5:00)二日間、
すみだフロンティア塾で、「経営シュミレーションゲーム」(マネジメントゲーム)というものを体験してきました。

※参考動画




【感想】


ゲーム感覚で、経営の「意思決定」「会計知識」が学べるとあって、「マネジメントゲーム」というものに大変興味がありました。

多少は、“簿記”や“会計”の知識をあると思っていましたが、実際には、各期に集計された「数値」(決算書)を分析し、来期にどうやって理想とする売上(利益)に達成させる「計画や戦略」として落とし込む作業をしていなかった事をつくづく“実感”できました。

やはり、「知識」だけではダメで「体験」そして、「実践(行動)」することが大切だと改めて感じました。


1期目は先生の指示通り、各自同じの仕入⇒生産⇒販売など、一連の活動をし同じ財務内容になります。


当初(前半戦:2期~3期)の戦略としては、販売時の「他社との“競争入札”」がポイントになると考えました。

どうしても競争入札になると、“販売価格の低下”(安売り合戦)に陥る可能性があるため、“販売数量での競争優位性”を戦略の柱にしました。

そのためには、他社よりも生産能力で差別化する必要があり、他社に先がけて「大型機械」を導入し、生産能力のアップ(実質3倍)を行いました。


しかし、この戦略をすすめるにあたって、販売能力(セールスマンの採用)の強化も必要で、人件費の増加があり、また、設備の減価償却費、その他の設備費用といったコスト(固定費)急激に増大しました。



そのコスト(固定費)は販売数量でカバーするつもりでしたが、肝心の販売先(市場)が限定的であったため、結果、販売数量も伸びず、収益面(損益計算書)で2期、3期と赤字がつづき、資金面(貸借対照表)で債務超過(自己資本がマイナス)に陥りました。


実際の経営だったら、そこでアウト(ゲームオーバー)です。

本来の経営なら、設備投資(大型機械)の導入するにあたって、“イニシャルコスト”(初期導入費用)や“ランニングコスト”(継続してかかる費用)を計算し、何年で採算(費用対効果)が取れるかというプランを当たり前にたてるはずですが、「ゲーム」だからとあまく考えてしまい安易な設備増強をしてしまった結果です。


先生のヒント(損益分岐点という視点)もあり、後半戦(4期~5期)に入るにあたり、「販売戦略」1期~3期の過去のデータ(決算書)を基に立て直しました。

まずは、「販売価格の設定」です。

材料費や製造コスト(変動費)は初期段階から価格に反映させていましたが、より精度の高いものにするため、年度末にかかる「固定費」(人件費・設備費用・減価償却費・借入利息 等)「限界利益率」売上価格-変動費/売上価格)で割ることで、「損益分岐点価格」を算出し、そこから理想とする利益を加味した「販売価格」に設定し直しました。

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また、ゲームとしての“制約条件”意思決定回数:自分の順番、リスク発生回数)も勘案して、実現できそうな“販売数量”も算出しました。


後半戦(4期~5期)は、自分の「販売戦略」通りに事が運び、“V字回復”(自己資本はスタート時よりプラス化)を実現できたので、結果としては満足できるものとなりました。

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“ゲーム”とはいえども、そこから見える“制約条件(リスクの発生も「偶然」でなく「必然」と考え、リスク発生度合いとして確率として加味する)”を見逃すことなく“計画”に落とし込み出来たことが好転にまわった理由だと思います。

一応、戦略は“二段構え”で、販売競争が厳しい場合は、“強み”である「生産能力」を活かし、大量生産に注力して市場(エンドユーザー)向け販売をやめ、“競合他社向けへの販売”に戦略転換することも想定していました。

(但し、この場合は、当然“利益率が下がる”ため利益の計上というよりも、「固定費」負担分の“回収”という消極的な戦略ですが。。。)

【攻略のヒント】

「研究開発費」無形固定資産?繰延資産?)が、半分資産計上されるのがポイントです!(実質は全額!)


ちなみに実際の会計処理では。。。

【研究開発費】

研究開発費とは、新しい知識の発見を目的とした計画的な調査・研究や、新製品等の計画・設計・改良等に要した費用のことです。従来、これらの費用は「試験研究費」もしくは「開発費」として繰延資産に計上することが認められていました。しかし、研究・開発に要する費用は、将来の収益獲得の可能性が極めて不明確であること、これらの費用の処理方法に一括費用処理と繰延資産計上の2種類があることは、財務諸表の比較可能性の担保や国際的調和の点から問題があることなどから、平成10年に「研究開発費に係る会計基準」が公表され、平成11年4月1日以降は、研究開発費は発生時に一括費用処理することとなっています。

※あずさ監査法人HPより

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 最後に

先生の言うとおり、

「ゲームの勝者」より

「ゲームを生かす人が“明日の勝者”」

だと思います。

実際に“活かす”か、どうかです


※参考

資金繰り表(仕訳)⇒「マトリックス会計表」への転記の仕方は、なかなかコツをつかむまで一苦労しました!

こちらのサイトで、「マトリックス会計表」のエクセルシートがダウンロードできそうです。。


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