「社会経済の実態と中小企業の対応戦略を学ぶ」。。。藻谷浩介先生

先日、第五回目のすみだ塾の講義がありました。

講師に、(株)日本政策投資銀行 地域企画部 参事役の藻谷浩介先生をお迎えして、

「社会経済の実態と中小企業の対応戦略を学ぶ」というテーマのもと、

現場から実測された日本経済の劇的な変化についてお話していただくとともに、

その中で中小企業がどのように生き残っていくか、についてご講義いただきました。

テーマは大きく5つありました!


テーマ①:日本経済 本当は何がどうなっているのか?
「100年に一度の不景気」ではなく、「2000年に一度の人口成熟」が招く内需縮小~


バブル崩壊以降、

年々増加↑傾向にある「売場面積」(小売商業)に対して、

「売上高」は年々減少↓傾向にあります。

また、

「個人所得」に対しても、

「売上高」との乖離が大きくなっています。


なぜでしょうか?

一般的には、

“景気が悪いから”とか。。。。

“デフレだから”で片付けられてしまいがちですが、

今回の講義で、

その要因として、「生産年齢人口」(15歳以上~65歳未満)の減少による

“内需縮小”であることが、

大変よくわかりました。


画像

※藻谷先生の資料より引用


こちらは、他の講演での資料ですが、

P30~P42のグラフをスクロールさせていくと、

「人口の波」がよくわかります!

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テーマ②:サバイバルゲーム
~先が予測できない状況下で活路を見つけるための、集団内コミュニケーション技術~


「アリゾナに墜落した飛行機に偶然乗り合わせてしまった。

近くにある備品や小物等のアイテム

“取捨選択”して、

最適な“生存するための戦略”

“アイテム”考えるというゲーム」を、

“個人戦”と“チーム戦”で二回行いました。


一般的には、

個人で考えた案より、チームで考えた案の方が

結果が悪く(生存確率が低くなる)なる傾向にあるそうです。


事実、

私も個人の時には、

結果として

最適(ベスト)な“アイテム”“戦略”を選択していたものの、

チームになった時は、

みんなの意見を尊重するあまり、自分の意見を押し殺してしまいました。

先生曰く、

チームではいかに議論(ディベート)できるかどうかで結果が異なるとのことです。

その「議論のスタイル」として

「弁護士」、「検事」、「陪審員」の役割分担ができるかどうかが肝であると言われ、

これからは

自分がどの役割かイメージしながらディスカッションに参加するよう心がけたいです!

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テーマ③:ニーズ把握とポジショニング
~他者との協働に向けた意思疎通力を養うための交渉術シュミレーション~

「二人一組で、

“発注する側”(役所)と、“受注する側”(業者)の役になり、

ある案件(今回は施設の調査依頼)をネゴシエートするというゲーム」では、

相手のニーズ(価格か?品質(調査の精度)なのか?等)をいち早くキャッチし、

自社の置かれているポジショニングを見極めながら対応していくことがポイントになります。

「交渉結果はゼロサム」という考えとは真逆になってしまいますが、

私的には

囚人のジレンマ(自己の利益を求めた結果、お互い協調した結果より悪くなる)というゲーム理論での考えが頭によぎり、

自己だけの最適(利益追求)より、「全体最適(相手の利益も最適に!)を目指しました。

結果的には、いい交渉ができたと思います。。

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テーマ④:アジア経済 何がどうなっているのか?
~世界規模での人口成熟に備える~

少子高齢化の流れは、

中国も含めたアジア全体でもおきています。

世界全体でも(アメリカは除く)、「生産年齢人口」の減少という“人口の波”が押し寄せてきています。

画像

※藻谷先生の資料より引用

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テーマ⑤:値下げ競争脱出の戦略
~「値下げのための合理化」から、「ポジショニング」を持った「値上げのためのコストダウン」へ~

「値上げのためのコストダウン」や、

“言い訳”を作ってあげることで、お客様は気持ちよくお金を使える」(言い訳マーケティング)等、

事例をあげながら説明がありました。

これらに共通することは、

「ブランド(質の良い言い訳)」の構築が肝となることです。

これからの時代、

「地域ブランド」を競争優位の柱にすることこそ、

値下げ競争から脱出できる戦略だと感じ、

そして

「ブランド構築」への行動もおこしていきたいと思いました。

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※参考:藻谷先生の本です!








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