台東区の新「観光ビジョン」について

私たち、墨田区の「観光振興」の方向性を考える上で、

東京都の観光の先導的役割にある、台東区の「新観光ビジョン」についてふれたいと思います。。


世界に目を向けると、世界観光機関(UNWTO)は、

観光による世界交流人口平成32年(2020 年)まで平均4.1%で増加し、

15 億6,100 万人に達すると予想しています。

そのため、

観光は世界的な成長産業として重要性が高まり、

観光客の誘致・獲得をめぐる国際的な都市間競争が激化すると考えられています。


今後、

東京スカイツリーの建設や国立西洋美術館の世界遺産登録の推進などの

台東区の観光を取り巻く環境の変化を踏まえつつ、

区の観光を持続的に発展させていくため、

今後5年間の具体的な施策と戦略プロジェクトを盛り込んだ

新たな「新観光ビジョン」を策定に至った。。とあります。





●台東区の観光のSWOT分析
・今後の“機会と脅威”
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“強みと弱み”
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通常、経営資源の乏しい“中小企業”の場合、

「SWOT分析」から、導いた“機会”“強み”に着目して、

内部の「強み」を拡充して、


外部環境変化の「機会」に対して、

どうマッチングさせていくかがキモになるかと思いますが、

ここでは、

あえて、台東区が、「弱み」と感じていることに着目したいと思います。


理由としては、

墨田区においても共通した「弱み」となっているにもかかわらず、

「弱み」と認識せずに、対応が遅れる可能性があると感じたからです。




【台東区観光での“弱み”

情報発信と基盤整備分野における施策の遅れ
情報発信はIT の発展とそれに伴う旅行者の情報収集スタイルの変化が大きく、スピード感ある対応が求められる。

外国人観光客対応の遅れ
これまでの蓄積を活かしつつ、外国人観光客への対応面においても、トップランナーとして新たな取組みが求められる。

● 文化施策、産業施策と観光施策との連携の弱さ
台東区の観光資源には地域の文化や産業に由来するものが多い。これらの要素を観光と結びつけて活用することは、文化の更なる発展、産業の活性化にもつながるものであるという意識をもった更なる取組みが求められる。

● 資源の多さゆえの把握しにくさ回遊の難しさ
多彩な観光拠点と多様な観光資源を有しているが故に、台東区全体としての観光イメージは散漫なものとなりがちで、それらを有機的に結びつけていく必要がある。

生活資源や産業資源の効果的な観光活用
これらは、これまで観光の視点であまり捉えられてこなかった要素でもあることから、その活用に当たっては、区民の生活や地域の産業と観光の相互にとってプラスとなるよう細心の注意が求められる。

● 観光と生活とのバランス
近年まちあるきへの注目が高まっていることとも関係しているが、区民の生活空間と観光客の行動範囲が重なることもあり、両者のバランスには十分な配慮が必要である。

交通環境の悪化に対する不安の大きさ
区民は観光振興による弊害として、渋滞の発生など交通環境の悪化を第一の懸念としている。
交通渋滞は台東区での滞在時間(実際に観光行動に費やす時間)が短くなることにもつながるため、観光客にとっても、観光事業者にとってもマイナスの影響が大きい。

● 少なめの消費額、短めの滞在時間
来訪者の区内消費額は多いといえず、滞在時間も短めである。
観光が地域に及ぼす影響は様々であるが、経済的な波及効果も重要な要素である。
その観点から、来訪者の消費額と滞在時間の拡大は台東区観光にとって大きな課題である。

● 十分ではない来訪者満足度
リピーターは多いが、来訪者の満足度は決して十分とは言えず、今後向上させていく余地がある。


いかがでしょうか?

一歩も二歩も進んでいる、

台東区が“弱み”と実感していることから、

墨田区も目をそらすわけにはいかないかと・・・




【台東区の観光ビジョン】

(基本理念)
・台東区が有する多面的な魅力要素にを当てる

・区民の生活向上を意識した観光の基盤を実現する

・地域に対する“愛着と誇り”といった意識の醸成を図る

多様な来訪者に対して台東区の魅力をアピールする

・地域が一体になって観光に取り組む

(取組み体系)
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(主な戦略)
・観光滞在・観光消費充実戦略

・リピーター・ファンづくり戦略

宿泊客受入戦略

外国人観光客受入戦略

・東京スカイツリーからの回遊性向上戦略

・アフターコンベンション戦略

・観光まちづくり担い手育成戦略




その他くわしくはこちらまで。。




参考:●台東区、新観光ビジョンの策定へ


※コメントを話していました、「台東区新観光jビジョン策定委員会の委員長」の溝尾良隆先生は、私の大学の恩師です。(ゼミの教授)

(先生のコメントより)

今回の観光ビジョンの目標に、「本物に会えるまち」を掲げた。

具体的に86のアクションプログラムを提案しているが、

実行箇所が観光課だけでなく、各部署にわたっているのが特徴である。

観光は総合施策であり、観光課だけで実行できるのはごくわずかである。

区全体が横断的な連携をしてはじめて区の魅力が総合的に発揮されるのである。



【86ケのアクションプラン】


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墨田区にも、参考となる施策が多々あることかと思います。。


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