これからの、「墨田の産業(工業)振興」を考える・・・

これからの、墨田区の産業(工業)振興について、考えたいと思います。。。

(※参考資料:新・墨田区工業振興マスタープラン

(これまでの工業振興の取り組み)

平成15(2003)年度にスタートした前マスタープラン「中小企業のまちすみだ新生プラン」では、

「都市型新産業が集積するまち すみだ」という目標に向かって、

次の3つの戦略のもとに振興施策を実施してきました。

① 地域産業を牽引する“フロンティア人材”の育成

経営革新を目指す企業群の創出

ニュービジネス・ベンチャー・新規創業等の集積の形成


その結果、

特に戦略①の“フロンティア人材”の育成においては、平成16(2004)年度に開始した

フロンティアすみだ塾から巣立った次世代を担う後継者・若手企業人等を中心に、

新たな分野を切り拓こうという意欲のある人材が出てきており、

同じようなモチベーションをもつ区内外の産業人同士で、

情報交流等のネットワークを形成しつつあります。

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しかし一方で、

今後の区内産業の更なる発展のためには、

・戦略①については、

“フロンティア人材”の更なる育成やネットワークの拡大

・戦略②については、

経営改善の意欲を、具体的に利益を生み出せるビジネスモデルの構築に結びつけていく道すじ

・戦略③については、

ベンチャー企業の区内定着率の低さや、新規創業による新たな集積の形成の不十分さ、

インキュベーター・マネージャー等経営支援策の機能強化等の点が課題として見られます。




(新・工業振興マスタープラン)

(1)目標像:「ゲートウェイ」=“翻訳”と“交流促進”がその主な機能
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墨田区の工業にあてはめると、

「製品化スキル」がすなわち“翻訳”機能です。


取引先から示される設計図、デザインを製品(試作品)という具体的な形に“翻訳”して示す

そして

それを生産設計という形にやはり“翻訳”して区内外の連携企業(外注先)に流す。

さらに、

ものづくり現場のノウハウを設計図という形に“翻訳”して取引先に逆提案することもあります。



もう一つの“交流促進”機能を担うのが、

“フロンティア人材”を核とした「ネットワーク」です。

「製品化スキル」は「ネットワーク」を通して接点(取引先、連携企業との関係等)が広がり、

初めてその翻訳機能が生かされ、

「ネットワーク」が広がれば広がるほど、「製品化スキル」の接点も広がり、

それに応じて翻訳機能も対応力の強化が求められます。

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○ これからのすみだの工業は、
 高機能・感性・創造性といった付加価値が求められるものづくりニーズを
 集約的にひきつける「ゲートウェイ」を目指していく。

○ その磁力のもとはすみだの中小企業の「製品化スキル」。
 ポイントは、これを維持するだけでなく、「ネットワーク」を通して
 新しいものづくりニーズとの接点を広げ、それに対応する経験を重ねて「製品化スキル」を高めていくこと。

○ それにより「製品化スキル」の磁力が強まり、さらに新しい集積力が醸成されて、
 日本・世界の多様なものづくりニーズを強力にひきつけていく





(目標実現のための戦略)

【基本戦略1】: 個々の企業の基礎体力強化

(1)“製品化スキル”の維持・向上

・ 技術・技能者の確保、採用支援(長期インターンシップ等)
・ 若手技術・技能者の育成支援(社内OJT※、社会的技術継承等)
・ 測定機器の導入・活用支援
・ 工場の老朽化対策(若手人材が働きたくなる職場づくり)
・ 技術高度化設備導入への支援(融資等)
・ 製品化スキルの教育ビジネス化支援 等

(2)企画・デザイン力、製品開発力の強化

・ 区内のデザイナー・クリエイター等知的産業とものづくり企業の連携促進
・ 全国的なデザインコンテストの実施(製品化スキル・ネット(仮称)との連動)
・ 新事業展開における経営戦略支援(経営革新支援事業の強化)
・ 製品化スキルのPR、販路開拓拠点としての観光プラザ(仮称)の開設・運営
・ 製品化スキルをPRするものづくり観光の推進 等

(3)基礎的条件の整備
・ セーフティネット施策群(融資・保証等)
・ 生産管理等の経営合理化支援
・ ISO等国際規格の取得支援
・ 事業継続マネジメント(BCM)※の導入支援 等


【基本戦略2】: 中小企業・人のネットワーク力強化

(1)情報ネットワーク力の強化

・ 企業巡回指導の強化 ・・・ニーズ情報の収集・蓄積
・ 知的産業・支援機関・大学等との連携強化
・ 地域及び広域の産業人ネットワークとの連携
・ 創造的ものづくりビジネス支援事業との連携 等
・ 中小企業データベースの活用支援(広域ネットワークの企業情報との連動)
・ マッチング支援の強化 等

(2)人的ネットワーク力の強化

・ フロンティアすみだ塾の発展支援
・ すみだものづくり企業大賞受賞企業、すみだマイスター等のネットワーク化支援
・ 全国の経営塾等とのネットワーク化支援
・ 全国の産業都市との交流及び販路利用支援 等

(3)企業間調整機能の強化

・ 共同受注ネットワークの組織化支援
・ 共同受注ウェブサイト「すみだ製品化スキル・ネット(仮称)」の構築 等


【基本戦略3】: 新たな企業集積創造

(1)知的産業分野の企業誘致、創業促進

・ 企業の誘致促進(新タワー建設を活かした立地PR等)
・ デザイナー・クリエイター等知的産業の誘致促進
・ クリエイティブスタジオに対する運営支援
・ 新規創業等への家賃等助成と経営支援
・ インキュベーション後企業のセカンド・サードステージ支援
・ 誘致・創業企業のものづくり企業との連携ニーズ・課題の把握
・ 連携ニーズに対するものづくり企業の対応力強化支援
・ 誘致・創業企業とものづくり企業の連携促進 等

(2)新ビジネスの創出

・ 創造的ものづくりビジネス支援事業(経験事業) 等

(3)社会ニーズからの新ビジネスの創造

・ 先進的市場ニーズ対応型のものづくりビジネス・製品創造事業(経験事業)
・ 地域社会ニーズ解決型のものづくりビジネス・製品創造事業(経験事業) 等




(運用方策)

① 協治(ガバナンス)の考え方

産業分野における協治(ガバナンス)とは、
「行政と、自社及び区の産業を積極的に動かそうとするコア企業・人材が、
それぞれ果たすべき責任と役割を自覚しながら、共に考え、行動するネットワーク」とします。

※ガバナンスの原則
<原則>
情報の共有をすること。
参加機会が、常にひらかれていること
ルールを明確にしておくこと。
・相互に情報交換がおこなわれていること。
・目標の実現に向け、それぞれ能力を高めていること。

② 目標指標の設定と評価

墨田区行政評価制度を参考として、
定期的に評価し、その結果をプランの運営に積極的に反映させていきます。

③ 地域(産業)ブランド戦略との連動

地域ブランド戦略、メディア戦略及び新タワーを活用して効果的に全国~海外へとPRします。

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『粋な町 すみだ』 地域ブランド情報
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