観光勉強会~産業・観光・暮らしの融合~

先週末に、墨田区役所の会議室を使用させて頂いて、

「墨田区の観光」をテーマにした勉強会を行いました!


観光に関する有識者(教授や行政担当者 他)にお集まり頂き、

押上・業平のスカイツリーの開発地域や、おしなり君の家もの処などを見学の後、

勉強会の一部を担当することに。。。なってしまい!?


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テーマ:「すみだブランド」のあるべき姿
     ~産業・観光・暮らしの融合~



私は、「観光」に関しては、まったくもって素人でありますので、

一産業人(ものづくり、事業主)として、一地域住民としての視点を加味し、

「すみだブランドを高める取組み」について発表させていただきました!


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(3つの視点)

・「行きたいと思う価値」⇒観光地ブランド

・「買いたいと思う価値」⇒産業(特産品)ブランド

・「住みたいと思う価値」⇒暮らしブランド


この3つのバランスが取れてこそ、「地域ブランド」は成立していくのだと思います・・・




Ⅰ観光地ブランドを高める取組み)

墨田区の観光地としてのブランドを高めるべく、様々な取組みが行われています!

(1)ベースとなる「墨田区観光振興プラン」・・・

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~新タワーを活かし、住んでよく、訪れてよい、国際観光都市すみだをつくる~

観光振興の基本理念と、基本戦略がまとめてあります!


(2)続いて、スカイツリーを軸として「墨田区基本計画」・・・

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周辺エリアのまちづくりのグランドデザイン方向性などを記してあります。

その他に、「北十間川水辺活用構想」などの、水辺地域の開発に少しふれました・・・

(3)観光協会の取組み

まち歩きや・・・
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フィルムコミッションなど・・・
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ビジターズ・インダストリーの中核となる観光協会の活動についても、少しふれました・・・

(※観光振興施策や、スカイツリー周辺の開発等に関しての詳細は、墨田区行政担当者より説明あり)


※墨田区の観光PR




Ⅱ産業ブランドを高める取組み)

(1)やはり、ベースは「すみだ地域ブランド戦略」・・・

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・すみだ地域ブランド戦略の目的
すみだの知名度を総合的に高め、その付加価値を向上させ、広く内外に認知させることによって、地域のブランド価値を高める。

・すみだ地域ブランドが目指すこと
すみだと聞いて、顧客が選択する(モノ・サービスを買う・利用する)はっきりした理由が浮かぶもの・ことがたくさんあること。

・すみだ地域ブランドを構築するために
他の地域(の商品)とは差別化された、すみだならではの強みを明確にし、それを中核としたまちづくりや商品づくり、情報発信を行わなければならない。

(2)戦略の一つ目の柱である、「すみだブランド認証

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2010年7月26日に開催された『すみだブランド認証「すみだモダン」2010発表会』にて、多数の応募商品の中から、以下の28件が認証されました。

今回認証された商品は、「人・暮らし・想い」という認証品共通のコンセプトを持つものが選ばれています。



(3)二つ目の柱である、「実はすみだが支えている」・・・

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すみだの企業には、著名な他社ブランドの製品やその部品を、共同開発やOEM等で生産することで、日本や世界の産業や暮らしの重要な部分を支えている企業が数多くあります。

「実はすみだが支えてる」では、そんな「実はすみだ」の製品をシリーズでご紹介します。

すみだの製品が著名ブランド企業に選ばれるのは、その高い技術力や品質への信頼があってこそ。
「こんなところに使われていたのか!」という、すみだ製品の実力をどうぞご覧ください。

(4)三つ目の柱が、「ものづくりコラボレーション」・・・

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ものづくりコラボレーション事業では、高い技術を持つすみだのものづくり企業と、日本を代表するデザインプロデューサー(=コラボレーター)やデザイナーが、それぞれの個性をぶつけ合い、すみだらしい自社ブランド商品の企画・開発を行っています。

この事業を通じて、すみだのものづくり力に新しい感性が出会い、市場に新しい風を吹き込む、すみだ発の高付加価値商品が次々と誕生しています。



(4)産業資源の情報発信 「TokyoDowntownCool

映像を使ったPRとしての取組み・・・

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(※観光協会の活動報告)




(その他の、観光産業のブランドを高める取組み)

(1)3M運動

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墨田区では、3つの運動「3M(スリーエム)運動」を通じて、区内にある産業のPRにつとめています。

「小さな博物館」、「すみだ工房ショップ」、「すみだマイスター」の3つの運動は、工場や民家の一部を博物館として公開したり、製造と販売が一体化した新しいスタイルの店舗づくりを推進したり、職人(マイスター)の技術をPRするもので、伝統や技能を後世に残すという意味でも大きな意義をもっています。

(2)スカイツリーブランドの活用

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産業が活性化するよう、区内の中小企業に限り、スカイツリーに関する商品化権について1企業あたり売上総計1億円までライセンス料を無料としてます。

(3)廃材を活用した取組み【配剤プロジェクト

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墨田の町工場をめぐり、工場見学でもらった廃材をつかって万華鏡づくりをするイベントなど行ってます。

モノづくり企業に共通の課題である、「廃材」の廃棄

これを、もっとECOで楽しくポジティブに活かしてゆくことはできないか!?!?

こうした思いから、墨田のモノづくり企業の若手後継者を中心に、私たち“配財プロジェクト”は結成されました。




(Ⅲ暮らしブランドを高める取組み)

(1)区民一人々が、まちづくりに参加する取組み【ガバナンス推進条例

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この条例は、区民の皆さんの幅広い参加を経て、昨年秋の区議会の議決により制定されました。

この条例をもとに、区民の皆さんと区がともに考え、ともに行動する「協治(ガバナンス)によるまちづくり」をさらに展開していきます。

(2)区民に“おもてなし”と、“地域への愛着”を育む取組み【すみだ地域学セミナー

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東京スカイツリーが開業されると、多くの人が墨田区を訪れるようになります。来てくださった方々に、そこに暮らす私たち一人ひとりがすみだの魅力を伝えていく、それが「おもてなしの心」です。

 中世にさかのぼる向島の隅田宿、江戸期庶民文化の興隆を伝える本所。「すみだ地域学セミナー」では、新旧の歴史と文化が相まって形づくられるすみだの魅力をご紹介しています。

(3)江戸しぐさから、墨田らしさを学ぶ【すみだしぐさ

昔ながらの下町情緒の粋な思いやりの心を「江戸しぐさ」から学び、墨田区オリジナルの『すみだしぐさ』として選定します。

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地域の子ども達や住民が、思いやりの心を持ち、希薄な人間関係が払拭され、『思いやり溢れる街すみだ』となることを目指しております。

(4)墨田区のイメージについて

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緑色が墨田区で、黄色が台東区・・・

交通の便利さ以外、墨田区のイメージって・・・!?




と、いったように・・・

いろいろなところで、行われている取組みをご紹介させていただきました!

そして、

「観光」「産業」「暮らし」のブランドイメージを向上させていくにあたって方向性として・・・

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「地域ブランド」の目的は、「経済的拡大」から、「地域への誇りと愛着の創造」

単位も、「行政区単位」から、「体験価値単位へと・・・


そして、

「単発的、散発的」なプロモーションから、

「コンセプト主導」であるべきではないかと!?述べさせていただきました・・・


(コンセプト設定の4つのポイント!)

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例えば、

杜の都(もりのみやこ)」・・・仙台!


美し国(うましくに)」・・・三重!

などは、シンプルかつ、力強く、ブランド価値を表現している!

と思います。。


※参考

(墨田区)
新タワーを活かし、住んでよく、訪れてよい、国際観光都市すみだをつくる


(台東区)
国際観光都市・台東区をめざして ~多彩な魅力の下町テーマパーク~






そこで、

現状の課題として、4つあげさせていただきました!

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(1)コンセプトの共有

墨田区の産業振興の核となっている機能として、「産業振興会議」というものがあります。

座長は、関満博先生であり、様々な施策の立ち上げのキッカケとなっています!

(立ち上げのキッカケとなった事例)
・すみだ産業会館、中小企業センターの設置、運営
・3M運動、イチから始める運動、商店街新興施策 等
・墨田区産業振興プラン、墨田区商店街振興プラン、中小企業のまちすみだ新生プラン、新・墨田区工業振興マスタープラン
・フロンティアすみだ塾
・その他

観光分野においても、関先生のように、全国の若手や後継者育成に情熱をかけるようなリーダーの下で、「観光振興会議」なるものを立ち上げるべきではないか!?

と、思っています!


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(2)行政区単位から、体験価値単位

GTSや、TASKプロジェクトライジングイーストプロジェクトのように、行政区単位の垣根を越えた取組みも始まってきています!

「観光」「産業」「暮らし」の融合、

そして、(職業)体験価値という観点から・・・


キッザニア」のようなテーマパーク性を持たしたらどうかと提案させていただきました!


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なにも、中小企業、伝統工芸にこだわるのではなく・・・

地域の大手企業も参加してもらって・・・

また、

作るだけでなく、売る職業体験も・・・
(例:すみだで作る⇒台東区で売る)


既存の「3M運動」を、より魅力的なものにする意味でも・・・

子供たちには、楽しんでかつ、教育の場として提供していく必要があるのでは!?と思っています。

まさに、

「エンターティメント」×「エデユーケーション」=「エデュティメントです!


(3)誇り、愛着に訴えかける取組み

先ほど、地域ブランドの目的は、

経済拡大化」から、「誇り、愛着の創造」へ、と述べましたが、

最終的には、経済活動におとしこまなければなりません!

そこで、

地域資源に特化した、贈答品向け「カタログギフトを提案させていただきました!


(例:美の国・あきたのギフトコレクション

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※商品以外にも、体験等も含まれます!

区内にある3000社近くある、中小企業が、お歳暮、お中元などの取引先への贈答品を、

郷土愛に訴求して、地域の「カタログギフト」に切り替えさせたら、かなりの経済効果になると思いませんか!?



(4)住んでみたい!町に

私含め、地域住民一人々ができることは限られています・・・

それでも、愛着や誇りをもって、日々生活してるシーン(ライフスタイル)を、

一人々が、情報発信(フェイスブック、ブログ等で)していく事こそ、

最終的には、「暮らしブランド」を引き上げるのでは!?